熊本知事選、木村副知事が出馬へ 自民県連が要請、辞職届5日提出
任期満了に伴う3月の熊本県知事選を巡り、副知事の木村敬氏(49)が立候補する意向を固めたことが分かった。複数の関係者が4日、明らかにした。5日に県へ副知事の辞職届を提出。9日に出向元の総務省を退職した後、正式に出馬表明する見通し。自民党県連から昨年12月に出馬を要請され、前向きに検討する考えを示していた。 木村氏は、旧自治省に入省後、県総務部長や消防庁防災課広域応援室長などを歴任。2020年10月から、副知事を務めている。 4期目の蒲島郁夫氏(76)は不出馬を表明。知事選を巡っては、元熊本市長の幸山政史氏(58)が立候補する意向を示している。