乃木坂46 西野七瀬、秋元真夏、若月佑美 独占インタビュー
■マルチな才能を発揮している若月佑美 インタビュー3人目は若月佑美。デビュー時は選抜に入れず、アンダーも経験したが、3rdシングルからはずっと選抜入り。今回また「十福神」に入り、映画や舞台、美術では二科展にも出展するなど、多彩な才能を発揮している。6月に二十歳となり、新成人としての抱負や、松井玲奈への思いなどを聞いた。 ーー「十福神」入りしたことで意識の変化は? やっぱり、ポジションそれぞれいろんな役割があるので、どこにいてもそこのポジションに対して全力で取り組もうという姿勢は変わってないんですけど、アンダーと選抜。選抜と「福神」っていうすべての場所で、役割が違うのを身をもって感じました。8thのときに「福神」ではなくなってしまったんですけど。9枚目で「福神」に入れさせていただいたので、表面にすごくたくさん出させていただくポジションで、乃木坂を背負っていることを頭に置きながら、魅力を伝えていけるような、役割が出来たらいいなと思っています。 ーーそれと若月さんといえば「顔芸」が有名ですね 顔芸、やってるつもりはなかったんですけど、ライブで私がずっと心がけていたのが遠くの席の方たちが多いので、「すべを大きくしないとこれは見えない、伝わらない」って思って。テレビだけだったら表情、ウインクとか伝わるんですけど、「ライブだと届かないかな」って思ってすべてを大きく大袈裟にやってたんですね。そしたらDVDになった時に、すべて近いカメラで抜かれてる映像なので、ひどいんですよ顔が。うふふふ。一人だけミュージカルやってる人みたくなっちゃってて。それで言われ始めましたね(笑) ■松井玲奈に追い付き追い越せ ーー新成人になって最初のシングル、抱負は? 私も二十歳になったということで、大人の仲間入りと世間的には見られるので、発言にも責任を持っていこうと思っています。あとは今まで子供っぽい方向性でやっていたものを、ちょっと路線変更というか、大人っぽい魅力を出していきながら、皆さんに「乃木坂46にはこういうメンバーもいるんです」っていうのを、お伝えできればなと思っています。 ーー玲奈さんがフォーメーションでは若月さんの前ですね はい。玲奈さんが、ポジッション的に私の一個前にいらっしゃるということで、ダンス、パフォーマンスをしている時に、すべてが見える。玲奈さんのダンスであったりとか、ポージングとか、立ち姿とか、それを真後ろから見て、やっぱりたくさんの場を立ってきた方なので、あいさつするときの角度だったりとか、本当に立ち姿もすごくきっちりされてて、そういうところで自分にもっと意識を高くしていかなきゃと感じています。ダンスのキレも違っていて、大きく動いているのが目の前ですごく分かるので、自分に足りなかったものをすごく勉強させてもらっていますね。 ーーメンバー内で玲奈さんへのライバル心は? 私たちを引っ張ってくださる。インタビューとか表面で出るときの言葉一つひとつが的確で、ちゃんとした答えをされることが多くて、終わった後に「さすが玲奈さんだね」とメンバーが言うことが多いので、私たちも「玲奈さんに近づかなきゃダメじゃん」、という、いい意味での闘争心はありますね。 ーー追い越そうという気持ちは? それくらいの気持ちで。玲奈さんは玲奈さんで全力で毎日走っている方なので、追い越すのはすごく大変だとは思うんですけど、追い越したいという気持ちで臨んでいきたいです。 ーー最後にメッセージを 9枚目シングル、夏の楽曲なんですけど、実は歌詞の内容は「応援ソング」。いろんな人に夏だからっていう理由をつけて何でも挑戦してみようと、躊躇しないで「夏だし」っていうノリでチャレンジしてみようよという意味が込められている明るい曲です。ぜひたくさんの人に、特に学生さんは夏休みになってやることもたくさん増えると思うので、そういうときに一緒に聴いてもらえたらいいですね。