東京成徳大高、数的優位を活かし東京都市大付を2-0で下し2次予選へ
第103回全国高校サッカー選手権東京予選の1次予選ブロック決勝戦が9月15日に行われ、 東京成徳大高が 東京都市大付を2-0で下し2次予選進出を決めた。 【フォトギャラリー】東京成徳大高 vs 東京都市大付 立ち上がりから、サイドで起点を作って押し込む東京成徳大高は開始早々に先取点を奪う。9分、MF7米田健ニ朗(3年) がCKの流れからゴール前のこぼれ球を押し込みネットを揺らす。得点後も推進力ある攻撃を仕掛けて追加点を狙う東京成徳大高だったが、東京都市大付に徐々に押し込まれていく。時間の経過とともに球際では激しさが増していきエキサイティングな展開となるが、東京成徳大高が前半終盤にペースを取り戻し、1-0のままハーフタイムへ。 両チームとも大きなチャンスこそ訪れないものの、中盤では激しいチェイシングでバトルを繰り広げる。そんななか、53分、東京都市大付は退場者を出すアクシデントに見舞われる。すると数的優位となった東京成徳大高がボールをより動かし相手を揺さぶりながら攻めていく。そして迎えた74分、MF7米田がまたもCKの流れから、ゴール前のこぼれ球を押し込み追加点を奪取。以降も主導権を握った東京成徳大高が2-0で東京都市大付を下し2次予選に駒を進めた。 (文・写真=田原豊)