燻製スイーツも!香りを楽しむスパイスとスモークのグルメ6選
A LIFE WITH DRINK
爽やかかつスパイシー、山原の森を感じるラム。 国内外にカクテルバーを展開するSGグループが、泡盛の老舗〈瑞穂酒造〉と共同開発する「コクトー デ レキオ」。沖縄の黒糖の可能性を追求するシリーズの第2弾は、黒糖のラムをベースに沖縄北部の山原をイメージ。シークヮーサーを搾汁した後の種や果皮を有効活用するほか、沖縄の月桃やピパーチをいかした爽やかなスパイスドラムに仕上げた。飲み方はトニック割やソーダ割のほか、モヒートもおすすめ。
A LIFE WITH FOOD
“飲めて買える”燻製スタンドの、お酒が進むおつまみ。 クラフトビールやナチュラルワインが昼から飲める大阪の燻製スタンド、〈けむパー〉。店名は“けむり・ザ・パーク”の略。〈ひらかたパーク〉(通称ひらパー)のように地域で愛される存在になりたいという思いが込められている。
シャルキュトリーなど自家製の燻製食品や調味料は「安全でおいしい」がモットー。食べ飽きないよう、また、繊細なお酒の香りが楽しめるよう軽めに燻製しているのも特徴。
A LIFE WITH SWEETS
燻製に魅了された元菓子職人がつくるスイーツ。 〈小樽洋菓子舗ルタオ〉などでお菓子づくりに携わっていた外山孝さんが、燻製好きが高じて開業した〈KEMUMAKI・KUN〉。店頭にはスイーツに加え、魚介や卵、北海道名物のザンギなど約30種類の燻製食品が並ぶ。
「ナッツやレーズンなど製菓用の食材は燻製と好相性。風味が増し、濃厚な味わいが楽しめます」と外山さん。お酒のほか、飲むヨーグルトやコーヒーなどしっかりした味のソフトドリンクともマッチ。
A LIFE WITH TABLEWARE
カレー好きによるカレーのための土器。 京都の大学で陶芸を学んだ後、物のあり方に興味をもち、窯をもたずにできる原始的な制作スタイルを探るうち独学で土器をつくり始めた田中太郎さん。現在は岐阜の多治見を拠点に、自宅の庭で野焼きして“カレーとお酒のための”土器を制作。大のカレー好きでもあり、自ら育てた米や野菜を使ったスパイスカレーを自身の土器で食べる店〈タナカリー〉を昨年オープン。土器で味わうカレー、ぜひお試しを。
photo_Anna Miyoshi(TRON) styling & food coordination_ Seina Noda(MINAYA) text & edit_Naoko Monzen