【特集】女子車いすバスケットボール日本代表のキーマンを鳥谷敬が訪ねる 網本麻里・小島瑠莉
得意プレーで攻撃を盛り立てる両選手
網本選手のポジションはフォワード、小島選手はポイントガード。それぞれが持ち味を発揮し、攻撃の要となっています。 鳥谷「得意なプレーはありますか?」 小島「麻里さんは何でも全部得意です」 網本「全部得意じゃない(笑)。強いて言うならカットインかな」 網本選手の武器は、相手ディフェンスの隙を突いてゴール下に鋭く切り込んでいくカットインです。それだけでなく、いろんなパターンで得点できるポイントゲッターとして日本代表のエースを担っています。 一方で小島選手の武器は、状況に応じて左右どちらの手からでもシュートを打てること。 もともと右利きですが、練習を重ねて左手でも打てるようになりました。試合中も、シュートを打つ手を瞬時に判断しています。代表戦でも、左手1本でスリーポイントを決めたシーンがありました。映像を見た鳥谷さんは驚きます。 鳥谷「あんな遠い距離でいけるんですね」 小島「左手のハンドシュートと右手のハンドシュートを使い分けてロングシュートやスリーポイントシュートを打つことができます」 網本「かなりのロングレンジで左右使える選手は、多分世界でも小島だけだと思います」
鳥谷も車いすバスケットボールに挑戦!
鳥谷さんも車いすバスケットボールを体験。ボールを使わず乗るだけであれば簡単にできました。 まずはブレーキのかけ方を教えてもらいます。 網本「ぎゅって思い切り握って止まっていただいて」 鳥谷「これ、止めるとき手痛いじゃん!後ろに戻るだけでも難しいな…」 文句を言いながらも真面目に取り組む鳥谷さん。 次に、ボールを使っての練習です。車いすを1漕ぎすると「1歩」カウントされます。通常のバスケットボールであればボールを持てばパスかドリブルしかできませんが、車いすではドリブルをしない間に2回漕いでOKです。3回漕ぐとトラベリングになってしまいます。 鳥谷「そもそも漕いで進むのが難しい…」 網本「ドリブルしてボールが浮いている時に漕ぎます」 様になってきたところで、鳥谷さんも強豪チームの練習に参加させてもらいました。さすがの“鉄人”もスピードに着いていけず、タジタジです。 (「あすリートPlus(読売テレビ)」7月7日放送)
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