初詣の楽しみの一つが“おみくじ”です。新潟市の神社では、おみくじと参拝者の運気を上げようと“みくじ上げ”と呼ばれる神事が行われました。おみくじが宙に舞い上がる様子は明るい新年を期待させます。 【松村道子キャスター】 「新潟市中央区の新潟縣護國神社。幣殿の中央には5万体のおみくじが用意されました」 2020年に始まった“みくじ上げ”。県内で護國神社だけの神事です。 【新潟縣護國神社　伊藤豊彦 禰宜】 「暗い世の中の事柄が多いものだから、みくじの中で良いものが出ますようにと、それから引いた方が元気をいただけますようにという願いを込めて。社会がどんどん良くなってもらいたい」 鈴で福を与えられたおみくじは、その後、18人の巫女によって… 「あーげましょ、あーげましょ、みくじをあーげましょ！みくじの運気よ、あがれー！」 5万体のおみくじは三度、宙に舞い上がりました。 明るい新年を期待させるこのおみくじは、大晦日から引くことができるということです。 護國神社では、正月三が日に15万人の人出を見込んでいます。