新1万円札の祝賀パレード盛り上がる 渋沢栄一の地元深谷、大河主演の吉沢亮さんら登場 51店集結しにぎわい“ネギロック”フェスも開催 栄一好物の“煮ぼうとう”すぐ完売、予想以上の売れ行きに驚き
埼玉県深谷市出身の実業家渋沢栄一の新1万円札が3日に発行されたことを記念し、市は14日、市役所・市役所通りで「新一万円札発行祝賀パレード・渋沢栄一の里 深谷博覧会」を開催した。深谷博覧会では県内外の51店舗が出展し、飲食・物品販売を行い、地域と人を音楽でつなぐ「ネギロック」フェスも開催。同日は2021年放送のNHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」で主人公栄一を演じた吉沢亮さんらキャストやスタッフによるトークイベントも市民文化会館大ホールで行われ、にぎわいを見せた。 深谷で“渋沢栄一”を語る吉沢亮さんの写真 村川絵梨さん、大森美香さん登場 大河どんな苦労【写真2枚】
小雨が降る天気だったが、会場では飲食店やキッチンカーが出展し、グルメやドリングなどを販売。ステージイベントではさまざまな出演者たちが登場した。参加者たちはこれまでの練習の成果を存分に発揮し、華やかなパフォーマンスで会場を盛り上げた。 飲食販売では栄一が好んで食べたことでも知られる「煮ぼうとう」を「武州煮ぼうとう研究会」が販売。用意した約100食は大人気で、2時間ほどで完売したという。同研究会のメンバーたちは「暑い夏は煮ぼうとうはあまり売れないが、予想以上の売れ行きだった」と驚いていた。 ネギロックは深谷商工会議所青年部主催で、今年で8回目を迎えたイベント。ミュージシャン・俳優のダイアモンド☆ユカイさんを全体プロデュースに迎え、今年11月9日に市内で開催を控えている。今回は事前にネギロックに出演するバンドを決めるコンテストで、第1次審査を通過した10組による第2次審査が市役所西側市民広場で行われ、盛り上がりを見せていた。