「無罪」主張の米空軍兵長、きょう30日に被告人質問で証言 米兵少女誘拐暴行事件の公判 那覇地裁 沖縄
2023年12月に発生した米兵少女誘拐暴行事件で、16歳未満の少女へのわいせつ誘拐、不同意性交の罪に問われている米空軍兵長の被告(25)=嘉手納基地所属=の第3回公判が30日午後1時30分から那覇地裁(佐藤哲郎裁判長)で開かれる。被告人質問で「無罪」を主張した被告が証言する。 【経過表】実年齢を「伝えた」 被害少女が法廷で証言 「逆らうのが怖かった」
米空軍兵長の被告は7月の初公判での罪状認否で、「私は無実だ。誘拐も性的暴行もしていない」と述べ、起訴事実を否認した。被害少女との間に性的行為があったことは認めたものの、少女への年齢確認で「18歳と認識」し、「性的交渉に先立ち意思確認を行った」などと主張している。 一方、8月23日の第2回公判では、被害少女が証人尋問で、被告に16歳未満の実年齢を日本語と英語でジェスチャーを交えて伝えたと証言。被告からの性暴行を「やめて」「ストップ」と拒否したとしている。
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