【ヤクルト】実らなかった9回途中での継投 高津臣吾監督は「ポランコが出てきたら」と決断
◆日本生命セ・パ交流戦 ヤクルト3―3ロッテ=延長12回=(30日・神宮) ヤクルトは前夜に続いて1点リードの9回に追いつかれて引き分け。連敗脱出はならなかった。 9回のマウンドを託したのは、前夜と同じ石山泰稚投手。しかし、1死満塁のピンチを招き、代打・ポランコが登場した場面で、高津臣吾監督は山本大貴投手にスイッチした。 石山は前日、同じ9回1死一、三塁で代打・ポランコに同点打を浴びていたこともあり、左腕の山本で勝負に出たが、結果は右前同点打と、必死の継投は実らなかった。 試合後、高津監督は9回途中での継投について「迷わなかった。ポランコが出てきたらってことで」と、決断の理由について説明。打たれた山本についても「1本打たれはしたけど、(続く1死満塁をしのぎ)あそこで1点で終わらせたのは、引き分けた大きな要因」と評価した。
報知新聞社