広島電鉄がJR西日本の列車に!? 赤とシルバーの車両が広島の街を駆ける JR広島駅ビル来春開業に向けコラボ
広島電鉄(広島市中区)とJR西日本の車両デザインを入れ替えたラッピング電車が20日、広電の2号線(広島駅―広電宮島口)で走り始めた。JR広島駅ビル(南区)の来春開業を前に、両社と市がコラボした。 【動画】JR西日本と広島電鉄が車両デザイン交換 「変身」したのは、広電のグリーンムーバーマックスの1編成。JR西の「227系レッドウイング」の赤、シルバーの装いで市内を駆けた。電停で見かけた西区の主婦真崎加代子さん(75)は「赤が街並みに映えてかっこいい」。車内も一部の座席を227系の小豆色の布に張り替える凝りようで、乗客を驚かせた。当面の間、同線を走る。 JR西も近日中に、白や緑を基調とする広電の「マックス」色をまとった227系(1編成)を山陽、呉、可部線で走らせる。2026年度までの予定。
中国新聞社