「他の打席は全然だめだったけど…」西武・岸潤一郎が4番の仕事 リーグ戦再開から連続安打、打点挙げれば全勝
◆楽天0―4西武(28日、きらやかスタジアム) 西武の岸潤一郎が均衡を破る一打で勝利に貢献した。4回1死三塁で、楽天先発の古謝樹からチーム初安打となる先制の中前適時打。楽天ドラフト1位左腕が投じた外寄りの直球をはじき返し「児玉がチャンスを作ってくれたので、コンパクトにセンター方向を意識して振りました」と四球で出塁し、二盗などでチャンスを広げた児玉亮涼に感謝した。 ■連続安打継続中、新4番が決勝の一打【動画】 5年目の岸はリーグ戦が再開した21日のオリックス戦から4番に座り、これで6試合連続安打。22日のオリックス戦は5号3ランで隅田知一郎を援護すると、25日の日本ハム戦でも両チーム通じて唯一の得点となる左中間への適時二塁打を初回に放ち、交流戦後にチームが挙げた3勝にいずれも貢献している。「その打席でやれることだけをしっかりやるつもり。他の打席は全然だめだったけど、なんとか先制点を取れて良かった」と胸をなでおろした。