フランス代表、メンディが右脛骨負傷により離脱…ディニュを追加招集、約2年ぶり復帰に
FFF(フランスサッカー連盟)は2日、9月のインターナショナルマッチウィークを過ごすフランス代表のメンバー変更を発表。DFフェルラン・メンディ(レアル・マドリード/スペイン)が負傷のため不参加となり、代わってDFリュカ・ディニュ(アストン・ヴィラ/イングランド)を追加招集した。 FFFからの発表によると、メンディは右足の脛(けい)骨を痛めたという。離脱期間などの詳細は明かされていない。スペインメディア『マルカ』によると、メンディはフランス国内で簡易的な検査を受けた後、所属クラブの本拠地であるマドリードに戻り、クラブのメディカル部門による検査を受ける予定だという。早ければ現地時間3日にも、レアル・マドリードより負傷の詳細が明かされる見込みだ。 現在29歳のメンディは、今季もレアル・マドリードで左サイドバックの定位置を確保。8月19日に行われた開幕節のマジョルカ戦(△1-1)で、後半アディショナルタイムに退場処分となったため、26日に行われた第2節バジャドリード戦(○3-0)出場停止だったたものの、出場可能なラ・リーガの3試合とUEFAスーパーカップのアタランタ戦(○2-0)はすべて先発出場していた。メンディの離脱は、UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25の開幕を控えるフランス代表だけでなく、レアル・マドリードにとっても大きな痛手となりそうだ。 なお、追加招集されたディニュは、2022年6月に行われたUNL以来、およそ2年3カ月ぶりの“レ・ブルー”復帰となった。昨季、所属するアストン・ヴィラのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に大きく貢献したディニュは、現在31歳とベテランの域に差しかかりながら、今季も左サイドバックとしてプレミアリーグ開幕後の全3試合にスタメン出場。正確な左足のキックを武器に、最終ラインから攻撃を彩る左サイドバックが、念願のフランス代表復帰を果たした。
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