静岡・伊豆の国市で14人が死傷した祭りの山車の横転事故 誘導責任者の男を在宅起訴 静岡地検沼津支部
2023年11月、静岡県伊豆の国市で祭りの山車が横転し14人が死傷した事故で、地検沼津支部は山車の誘導責任者の男を業務上過失致死傷罪で在宅起訴しました。 2023年11月3日、伊豆の国市で行われた祭りで、山車が下り坂で横転し72歳の男性が死亡、13人が重軽傷を負いました。 この事故で山車の誘導責任者の男(40)と祭り主催者の男性(70)が業務上過失致死傷の疑いで書類送検されていました。 地検沼津支部は誘導責任者の男について、山車を進路変更する際平坦な場所で山車を一旦停止させるなど安全な方法を取らなかった過失があるとして、在宅起訴しました。 一方、主催者の男性は不起訴処分にしました。 地検沼津支部は不起訴の理由について明らかにしていませんが「証拠を検討した結果」としています。