2022年東京ジャンプS覇者ケイティクレバーが引退 JRA宮崎育成牧場で乗馬に転身 ハービンジャー産駒
JRAは6日、2022年のJ・GⅢ東京ジャンプSを制したケイティクレバー(牡9・清水英)が競走馬登録を抹消したことを発表した。今後はJRA宮崎育成牧場で乗馬となる予定。 同馬は父ハービンジャー、母モルトフェリーチェ(その父ディープインパクト)の血統。17年9月にデビューすると、3戦目で初勝利をマーク。19年に引退した小林徹弥元騎手とのコンビでGⅢ京都2歳S3着、オープン・若駒S1着などの活躍を見せ、GⅠ皐月賞にも出走した(11着、浜中が騎乗)。 古馬になってからは障害に転向すると、初戦から勝利を挙げるなど卓越したセンスを発揮する。障害重賞やオープン特別でも何度も好走を見せ、迎えた東京ジャンプSで初のタイトルを獲得。同レースで手綱をとった上野翔にとっても、初重賞制覇となった。 JRA通算成績39戦8勝、JRA獲得賞金は1億9324万8000円(付加賞含む)。10月13日の東京ハイジャンプ(5着)がラストランとなった。
東スポ競馬編集部