大谷翔平「睡眠が足りてない日が続いてましたけど…」 水原一平被告の問題が解決に向かい好調
◆米大リーグ ジャイアンツ2―10ドジャース(14日・米カリフォルニア州サンフランシスコ=オラクルパーク) 【動画】大谷翔平、リーグトップ再浮上の今季12号! ドジャース・大谷翔平投手(29)の元通訳で、大谷の口座から約1700万ドル(約26億4400万円)を盗んだとする銀行詐欺などの罪を認め、司法取引に応じた水原一平被告(39)が14日(日本時間15日)、予定されていた通り罪状認否のため黒のスーツに白いシャツを着てカリフォルニア州ロサンゼルスの連邦地裁に出廷した。 この日の敵地ジャイアンツ戦で4回に12号先制ソロを放つなど3安打2打点と活躍した大谷は試合後、日米メディアの取材に対応。水原被告に関する直接的な質問こそ出なかったが、「フィールド外の対応もある中で打者としていい成績を残している」という問いかけに「最初の方はいろいろあったので、ちょっと睡眠が足りてないなという日が続いてましたけど、最近は時間にもうだいぶ余裕が出てるので。いい睡眠をとって、一日一日大事にプレーできてると思います」と回答。それはいつからか聞かれると「いろいろとものごとが進展して、新しいことが分かって、自分のやるべきことを出して、ものごとがいったん解決した段階でもう僕の方からやることはなくなったので。その段階でかなと思います」と話した。 なお、この日水原被告の罪状認否はたった約5分で終了した。すでに司法取引に応じて罪を認めているが、この日は治安判事の下で行われ、法定刑の上限が禁錮1年以上の「重罪」について、治安判事には有罪答弁を取り扱う権限がないため、水原被告は有罪答弁を避けて、形式上の無罪を主張。法廷の中でも「ノット・ギルティー(Not Guilty)」と口にした。すでに検察と司法取引に合意していることから、後日別の裁判官の前で起訴内容を認める見通しだ。
報知新聞社