詐欺の危なさを緊張感をもって伝えた~下関商業演劇部が詐欺防止演劇
KRY山口放送
下関市の高校生が演劇を通して詐欺の被害防止を呼びかけました。 (詐欺師役) 「あなたの口座が犯罪に使用されていたんです犯罪に加担したとみなされ詐欺罪で罪に問われる可能性が高いですし…」 演じたのは下関商業高校演劇部の生徒たちです。 テーマは「詐欺」…県内で先月までに(11月)4億円を超える被害が出ている特殊詐欺や、8億円を超える被害が出ているSNS型投資ロマンス詐欺の手口を物語で紹介します。 (被害者役I 「ある日突然連絡が来て最初は怪しいなと思ってたけど話していくうちにどんどん仲良くなって…」 こちらはロマンス詐欺の手口…SNSで親しくなった人物が突然開業資金が必要とお金を要求してきます。 (被害者役) 「あと3万!?3万で夢諦めちゃうのジュンヤさんの力になりたい」 お金を送ると、連絡が途切れてしまいました。 (演劇部 阿部滉之部長) 「(詐欺師が)すりよってくる感じとか近づいてくる怖さとか詐欺の危なさを緊張感をもって伝えられたと思う」 下関商業高校演劇部には詐欺被害防止の取り組みに対し警察から感謝状が贈られました。