【動画解説】続々と発生 9月は台風ラッシュか 8月から9月は一年で最も発生数と接近数が多い
ウェザーマップ
先月22日に発生し、日本列島に長らく影響を及ぼした台風10号は、きのう9月1日に熱帯低気圧に変わりました。ただ、早くもその日に次の台風が南の海上で発生しており、台風の卵や、今後台風になりそうな雲がたくさん見られます。もともと8月から9月は台風の発生数や接近数が一年で最も多い時期で、今後、台風ラッシュになるかもしれません。今週のお天気とともに解説しています。
台風10号が熱帯低気圧に変わった同じ日の夜、日本のはるか南の海上で台風11号が発生していました。台風11号は今後発達しながら進むものの、大陸方面へと向かう見通しです。今の所、本州付近に直接的な影響はなさそうですが、油断はできません。この台風11号の東には、台風の卵である熱帯低気圧があり、それ以外にも、台風になりそうな雲がたくさん見られるため、次々と台風が発生する可能性があります。例年、8月から9月は、一年の中で最も台風の発生数と接近数が多い時期です。9月になりましたが、早々に台風ラッシュになるおそれもあります。今後も台風情報に注意が必要です。
一方、当面の天気はというと、あす3日(火)も変わりやすい天気で、東京など関東は雨の時間が長くなりそうです。その後、4日(水)から6日(金)は晴れる所が多く、厳しい残暑となりそうです。週末以降は北日本や沖縄で雨予報であるなど、天気も気温も変わりやすくなっています。服装選びや体調管理にお気をつけ下さい。 (気象予報士・多胡安那)