キール町野 2発&4得点に絡む活躍 1部で苦しむチームの救世主「1点でも多くが目標」
◇ドイツ1部 キール5-1アウクスブルク(2024年12月21日) キールのFW町野修斗(25)が21日、年内最終戦のアウクスブルク戦にフル出場し、2得点を含む4点に絡む活躍で5―1の快勝に導いた。「監督からの信頼が足りていない。練習から頑張るしかない」と危機感を募らせていた中、9月Eフランクフルト戦以来の得点で6試合ぶりの2勝目に貢献した。 最大の見せ場は3―1の前半39分。FKで直接狙い、右足で鋭く曲げて左隅に沈めた。前半12分は同点ゴールをアシスト。同32分にも左クロスで勝ち越し点を演出。終了間際にはダメ押し弾も決めた。今季6得点とし、フライブルクのMF堂安の5得点を抜き、日本選手最多となった。 22年W杯カタール大会では日本代表に選出されるも出番なし。26年W杯北中米大会出場に向け「1試合でも1点でも多くゴールを重ねることが目標」と話す。1部初昇格で苦しんできたチームに希望の光をともした25歳。目標でもある日本代表復帰に期待が膨らむパフォーマンスだった。