昨季からの変化

トゥルチ記者は、昨シーズンの公式戦で4ゴール4アシストにとどまっていたラインデルスが現在、2ケタ得点を視野に入れたことに驚きを示したが、元イタリア代表MFは「昨シーズンはゴールを逃した場面が多かった」と解説。「チャンスを作れても、冷静にフィニッシュできないことがあった」と指摘した。 パローロ氏は「それに昨シーズン、あのスペースに（オリヴィエ）ジルーがいたからね」とも説明。「フォンセカの狙いは、前線のスペースを空けることで、後ろからの飛び出しを引き出すことだ。これまで（クリスティアン）プリシッチはよくやっていたし、ラインデルスも良いパフォーマンスを見せている」との見解を示した。 このほか背番号10番のラファエウ・レオンもこうしたプレーを時々見せていると指摘した一方、「（サムエル）チュクウェゼや（ルーベン）ロフタス＝チークの貢献が足りないかもしれない。これがミランと首位の間のギャップを埋めるカギかもしれない」と主張した。 実況を務めたリッキー・ブスカーリャ記者は、ラインデルスについてトップ下のポジションが最適であると主張している。 「フォンセカの貢献もあると思う。ラインデルスは、フォンセカが“運ぶレジスタ”と定義したこの役割で能力を最大限に発揮できるのかもしれない。もしかしたら彼は現在、キャリアの最高潮にいるのかもしれない」 試合情報 ミラン vs ローマ 試合時間：2024年12月30日（月）日本時間4:45 会場：サンシーロ