【RIZIN】ヒロヤが接戦で勝利をもぎ取る、柴田“MONKEY”有哉の追い上げ及ばず
RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA 2024年11月17日(日)愛知・ポートメッセなごや第1展示館 【写真】両者気合いのフェイスオフ ▼第5試合 RIZINフライ級(57.0kg)5分3R ×柴田“MONKEY”有哉(Team KIZUNA)19勝8敗 【判定0-3】 〇ヒロヤ(JAPAN TOP TEAM)10勝13敗1分 柴田は、DEEPでストロー級とフライ級で王座挑戦経験を持つ寝技師。2019年6月に神龍誠とフライ級暫定王座決定戦を争うも判定負けで戴冠ならず。2022年4月に、約2年10カ月ぶり復帰戦で渋谷カズキを、12月に杉山廣平をいずれも三角絞めで極め、2024年3月、約1年3カ月ぶりの試合で山本アーセンをヒザ十字に極め、3連続一本勝ち。32歳。 対するヒロヤは、RIZINで伊藤裕樹、中村優作相手にスプリット判定負けも評価を上げる惜敗から、2023年大みそかに新井丈に2R TKO勝ちでRIZIN初勝利。2024年7月の前戦で47歳の所英男と対戦し、右カーフキックにカウンターの右ストレートを合わされて1R TKO負け。再起を目指す。26歳。 このフライ級日本人対決について柏木氏は、「グラウンド勝負になるんじゃないか。柴田選手の洗練された技術、そして肉体改造中のヒロヤ選手の粗削りなパワー。所選手に負けた、あれがすべてじゃない。JTTにも素晴らしいコーチが揃っているので期待」と、肉体&スタイルチェンジ中のヒロヤの覚醒に期待。 一方で19勝中10の一本勝ちを誇る柴田について、「極める技術を持っているし、柴田選手にとってヒロヤ選手はめちゃめちゃ“美味しい”選手。アーセンに続いて、ヒロヤという名前のある選手に勝てれば自分をアピールする絶好の機会。朝倉兄弟が作って来たJTTの選手たちはいまや“賞金首”でみんなが狙っている。ヒロヤ選手は賞金稼ぎに来る柴田選手をどう迎え撃つか」と“JTTのプリンス”狩りで、フライ級GPに一気に名乗りを挙げられるとした。 1R、オーソドックスのヒロヤに柴田はサウスポー。圧を掛けるヒロヤ。柴田はジャブを入れる。左ハイを見せる。ケージ際まで下がる柴田にヒロヤはカーフキック。右フックを入れたヒロヤ。柴田がニータップで飛び込んだがヒロヤかわした。左で牽制する柴田。ヒロヤのインローでスリップした柴田が引き込んだが、ヒロヤは付き合わずに立ってこいとアピール。ブレイクがかかりスタンドで再開。 また詰めたヒロヤ。右を一発入れる。残り1分。柴田が前に出たが、ヒロヤが右を入れてヒット。残りわずかで組んでケージに押し込んだヒロヤだが、柴田は内股で投げを狙う。投げた柴田が足関を狙ったところで1R終了のゴング。 2R、またプレッシャーを掛けるヒロヤ。柴田はオーソドックスにスイッチ。ヒロヤの飛び込みにタックルを合わせた柴田だが、ヒロヤ振りほどいて離れる。ヒロヤは飛び込んで右ボディ。さらに右ミドル。柴田シングルレッグに。尻餅をつかせた。しかし足を引き抜いて離れるヒロヤ。スタンドに。 左ハイを蹴る柴田。また間合いを詰めるヒロヤ。右フックを見せた。カーフキック。柴田シングルレッグ。引き込んだ。ガードを取るとヒロヤはパウンド。下からの仕掛けをディフェンスしながらパウンドを入れ2R終了。 3R、詰めるヒロヤ。左フックがヒット。柴田ぐらついてケージにより掛かると引き込んだ。離れて立たせたヒロヤ。スタンドに戻ると、すぐに間合いを詰めるヒロヤ。ケージを背負った柴田にワンツーを入れる。右ハイを出したヒロヤ。柴田が前に詰めてきた。パンチからタックル入るが切られた。 柴田パンチで出ると、ケージを背負ったヒロヤにダブルレッグ。テイクダウン。ガードを取るヒロヤ。柴田は細かいパンチを打ち込む。腰を切って足のフックを切った柴田。ハーフから足を抜きながらパウンド。サイドに出るとマウント!パウンド。ハーフに戻したヒロヤにパウンド連打。ヒロヤも下から殴る。タイムアップ。 判定3-0でヒロヤが勝利を掴み取った。
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