FWアンデルソンロペスがハットトリック…横浜FMがリーグ戦7試合ぶり勝利で再出発の一戦を白星で飾る
◆明治安田J1リーグ ▽第9節 横浜FM4―0柏(29日・日産ス) 初優勝を逃したアジアチャンピオンズリーグ(ACL)後、初めての試合となった横浜FMは、ホームでFWアンデルソンロペスのハットトリックなどで柏に4-0で大勝。リーグ戦7試合ぶりの勝利となった。 25日(日本時間26日)にアルアインとのACL決勝第2戦(1●5)を終えたばかりで、時差や移動による疲労が懸念される中、先発はアルアイン戦からFWエウベル、MF植中朝日、DF畠中槙之輔を入れ替えて臨んだ。 前半9分、相手のハンドからPKを得ると、ロペスが冷静にゴール右側へ先制点を決めた。さらに前半43分、FWヤンマテウスが出したパスをDF永戸勝也がエリア手前からダイレクトシュート。低い弾道のシュートは、ゴール右に決まり2点目になった。前半のボール支配率は64%と、終始主導権を握り続けたまま前半を折り返した。 後半14分にはGKポープ・ウィリアムが負傷交代するアクシデントがあったが、ロペスが20分にゴール前の混戦からゴールを決めると、後半アディショナルタイムにもネットを揺らし今季初のハットトリック。ACLでは悔しい結果に終わったものの、今後の躍進を感じさせるような再出発となった。
報知新聞社