Koki NAGAHAMA/GEKISAKA(ゲキサカ)

[3.3 J2第2節 熊本 1-1 群馬 えがおS] 　J2リーグは3日、第3節を開催した。えがお健康スタジアムでは、ロアッソ熊本とザスパ群馬と激突。1-1で引き分けた。 【写真】C・ロナウド&13歳息子がマッチョボディ披露…“マイク・タイソン彷彿”の足にファン注目 　開幕戦で清水エスパルスに1-2で敗れた熊本は、2試合連続のホーム戦で今季初勝利を狙う。対する群馬は、第1節で鹿児島ユナイテッドFCと対戦し、1-1ドロー。こちらも24年初白星を目指した。 　試合は立ち上がりからホームチームが攻勢に転じた。熊本は前半8分、右サイドに流れたFWベ・ジョンミンのクロスにMF岩下航が飛び込むも、シュートは枠の外。同22分には右サイドのMF伊東俊のマイナスのパスからMF石川大地が右足でシュートを放ったが、ボールはゴール左に逸れた。 　積極的に先制点を狙いにいく熊本。すると前半36分、MF豊田歩が右サイドからコーナーキックを蹴り込むと、一度は相手にクリアされる。それでも、味方が回収したボールが再び豊田へ。左足で入れたクロスに石川が頭で合わせてゴールネットを揺らした。 　反撃に出たい群馬は最終ラインから組み立てを図るも、ボールの前進に苦戦。試合は熊本の1点リードのまま後半へと折り返した。 　熊本は後半10分にフリーキックのこぼれ球を伊東が狙うも、ここはGK櫛引政敏がストップ。セカンドボールに岩下が詰めたが、こちらも相手のブロックに遭った。 　熊本は後半23分、左サイドでボールを受けた石川がカットインから右足シュート。ゴール左隅を狙ったボールだったが、櫛引が素早い反応を見せて弾き出した。 　徐々に攻撃の回数を増やしていった群馬は、後半43分にMF山中惇希が混戦の中から狙うも、熊本の選手たちが体を投げ出してブロック。試合終盤にかけて猛攻を仕掛けるも、同点ゴールが遠い。 　それでも後半アディショナルタイム3分、群馬は右サイドからMF風間宏希が入れたクロスは跳ね返されたが、DF田頭亮太が頭で折り返すと、FW佐川洸介が胸トラップから右足を振り、ゴール左下に流し込んだ。 　土壇場で追い付いた群馬。試合は1-1でタイムアップを迎え、勝ち点1を分け合った。