平安時代からある「年賀状」 ハガキで出され始めたのはいつ?
あなたの朝がいつもイイ朝でありますように―ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。12月25日放送分のテーマは「お正月の準備」です。
「年賀状」の歴史はとても古く、平安時代の11世紀、貴族の藤原明衡がまとめた手紙の例文に、年始の挨拶が書かれているそうです。 その後、武士の間で年始の挨拶を書いた手紙がやり取りされるようになり、江戸時代になると庶民の間にも広まっていきました。 現在のような「ハガキによる年賀状」の始まりは、1873年(明治6年)に登場した官製はがきがキッカケです。その後、年賀状を出すことが年始の恒例行事となっていきます。 また、「お年玉くじ付き年賀はがき」が最初に登場したのは、1949年(昭和24年)です。ちなみに2024年の1等の賞品は「現金30万円」、または「選べる電子マネーギフト『EJOICAセレクトギフト』31万円分」、または「2023年発行の特殊切手集と現金20万円」だそうです。 確実に年賀状を元旦に届けるためには、例年「12月25日の郵便ポストの最終集荷」までに間に合うように出すことが推奨されています。