【広島】支配下昇格の佐藤啓介、1軍昇格「8番・一塁」即スタメン ウエスタン首位打者
◆日本生命セ・パ交流戦 広島―ロッテ(9日・マツダスタジアム) 広島の佐藤啓介内野手が出場選手登録され、「8番・一塁」で即スタメンに名を連ねた。 静岡大から育成ドラフト2位で入団した1年目の23歳。7日に支配下選手登録を結んだばかり。ウエスタンでは5月5日まで打率4割をキープするなど安打を量産し、47試合で打率リーグトップ3割5分7厘の左の内野手。「3、4月度スカパー!ファーム月間MVP賞」も受賞した。試合前練習を終えた後には「素直に『やってやるぞ!』という気持ちだけ」と意気込んだ。 国立大出身プレーヤーは、豪快なスイングが持ち味。「ドラフトで指名していただいたとき、一番は長打を打てることを強みとしてやってきたんですけど、2軍の試合に出る中で自然と選球眼とコンタクトの能力が向上してきた。今できることは、そこかなと思う」。1軍でも安打量産を目指す。
報知新聞社