新潟放送

1日にかけて日本付近は西高東低の冬型の気圧配置となる見込みで、寒気の影響などから、北日本と東日本では2日にかけて大気の状態が不安定となり、大雪となる所がある見込みです。気象庁は大雪による交通障害などに注意・警戒するよう呼び掛けています。 【画像を見る】1月1日（水）～5日（日）までの雨と雪のシミュレーション（3時間ごと） 気象庁によりますと、1日にかけて低気圧が急速に発達しながら日本のはるか東へと進む見込みです。その後、日本付近は冬型の気圧配置となり、東日本や北日本の上空には寒気が流れ込んで、大雪となる所があるとしています。 気象庁は、東日本～北日本では2日にかけて、大雪による交通障害に注意・警戒し、着雪やなだれ、落雷、突風、ひょうに注意するよう呼び掛けています。 また、北日本では1日にかけて、強風や風雪に注意・警戒が必要です。北海道では、低気圧の発達の程度や進路によっては、暴風雪や警報級の大雪となる可能性があるとしています。 ■風の予想 ▼1月1日に予想される最大風速（最大瞬間風速） 　・北海道 　　太平洋側東部陸上　16メートル（30メートル） 　　太平洋側東部海上　18メートル（35メートル） ■雪の予想 ▼31日午後6時～1月1日午後6時に予想される24時間降雪量（多い所） 　・北海道 　　日本海側北部　　　　30センチ 　　日本海側南部　　　　50センチ 　　太平洋側東部　　　　30センチ 　　オホーツク海側北部　30センチ 　　オホーツク海側南部　30センチ 今後の雨と雪のシミュレーションを見ると、元日以降も冬型の気圧配置が続く見込みで、断続的に雨や雪となる所がある見込みです。降り方が強まる所もありそうですので、今後の気象情報に注意してお過ごしください。 なお、“仕事始め”の6日（月）は太平洋側にも低気圧が発生する見込みで、全国的に雨や雪となりそうです。