iPhoneのバッテリー寿命を縮める「NG行為」4選! やってはいけない充電方法って? 【専門家が解説】
iPhoneのバッテリーは日々の使い方によって寿命が大きく左右されます。しかし、知らず知らずのうちに行っている行動が、実はバッテリーの劣化を早めているかもしれません。 【表:歴代iPhoneの好きな機種ランキング】 そんなiPhoneのバッテリー寿命を縮める行為について、「All About」インターネットサービスガイドのばんかが解説します。 (今回の質問) iPhoneのバッテリー寿命を縮めるNG行為ってありますか? (回答) iPhoneのバッテリー寿命を保つためには、いくつかの注意点があります。主には「過充電」「過放電」「高温下での使用」「充電中の使用」の4点を避けることが重要です。 どういうことなのか、以下で詳しく解説します。
◆iPhoneのバッテリー寿命の目安は?
iPhoneで使用されているリチウムイオンバッテリーは、充電できる容量の上限が徐々に減っていきます。容量の目安は、理想的な条件下でフル充電サイクルを繰り返した回数を参考値とされています。 「フル充電サイクル」とは、バッテリー容量の100%に相当する電力を使った際の充電回数のこと。例えば「100%充電」→「75%消費」→「75%充電」→「25%消費」というフローの場合、消費した電力が「75%+25%= 100%」となり、これで1サイクル行ったことになります。iPhone 14以前のモデルでは500回、iPhone 15モデルのバッテリーは1000回、理想的な条件下でフル充電サイクルを繰り返した時に、本来の容量の80%を維持できるように設計されています。 80%を下回った=バッテリーの寿命というわけではありません。筆者のiPhone 12 Pro Max はすでに最大容量76%になっていますが、現役で使い続けています。 しかし一般的に、80%を下回ってくると、バッテリーの交換を検討してもいい頃合いだといわれています。
◆バッテリー寿命を縮める「NG行為」4選
上記のように、iPhoneのバッテリー寿命はフル充電サイクルの回数を目安としています。しかしこれは通常の使い方をした場合であり、使い方によってはバッテリーの寿命を早めてしまう可能性があります。 以下に、バッテリー寿命を早めてしまう可能性がある使い方について、その例をご紹介します。