東京円下落、156円台 株は上昇、日銀政策維持で
26日の東京外国為替市場で、円相場が一時1ドル=156円台まで下落した。1990年5月以来、約34年ぶり。日銀が現行の金融政策の維持を決めた後、大幅に円安が進んだ。東京株式市場では、日経平均株価(225種)の上げ幅が一時400円を超えた。 午後1時現在は前日比31銭円安ドル高の1ドル=155円93~96銭。ユーロは37銭円安ユーロ高の1ユーロ=167円20~25銭。 25日の海外市場でも一時1ドル=155円75銭まで円安ドル高が進んだが、26日の東京市場は日銀の金融政策決定会合の結果が伝わるまで155円台後半で小動きが続いた。