【写真：Getty Images】

　大谷翔平選手や山本由伸投手が所属するロサンゼルス・ドジャースが、連覇に向けて積極的な補強を開始した。サンフランシスコ・ジャイアンツからフリーエージェント（FA）になったブレイク・スネル投手と契約合意したことは、始まりに過ぎないとの見解を米メディア『ザ・スコア』が示している。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 　まず、同メディアはドジャースのワールドシリーズ優勝を振り返り「タイラー・グラスノー、クレイトン・カーショウ、そして大谷が10月に登板できなかったにも関わらず、ワールドシリーズを制したことを考えてみてほしい。もちろん、この時はスネルもいない。彼らは怪我人多発により、レギュラーシーズンで野球界で2番目に多くの投手を起用したにもかかわらず優勝した」と伝え、主力が完全に揃わない中で優勝したことを強調した。 　来季は大谷が投手復帰を果たし、負傷離脱していた主力選手が戦列に戻ってくることになる。それに加えてスネルと契約し、フアン・ソト外野手や佐々木朗希投手も獲得するかもしれない。同メディアは「1998年から2000年にかけてニューヨーク・ヤンキースが3連覇して以来、連続優勝を果たしたチームはない」とし、「ドジャースは組織のあらゆる面で圧倒的に優れており、非常に裕福であるため、21世紀初のMLB王朝を築きつつあるのかもしれない」との期待感を示している。