加賀屋専属の歌劇団、東京で公演 能登地震受け休演、企業と連携
能登の老舗旅館「加賀屋」専属の「レプラカン歌劇団」が11日、東京で特別公演を実施する。加賀屋は能登半島地震で被災しており、歌劇団も休演状態のため、アサヒビールとJTBが連携し公演の機会をつくった。公演を通じて北陸の復興支援につなげたい考え。公演は12月まで。 アサヒとJTBは、訪日客向けの夜間の観光や飲食の活性化に向け協力している。特別公演では、アサヒがビールやソフトドリンクを提供し、JTBがイベント運営のノウハウを伝える。 レプラカン歌劇団は2003年に発足。地震の前は和洋の踊りを交えたショーを、加賀屋で毎日実施していた。加賀屋は26年の営業再開を目指している。