神奈川県版ライドシェア本格実施へ 三浦市域で12月17日から
三浦市内で実証実験が行われている神奈川県版ライドシェアについて、神奈川県などは12月から本格実施する方針を決めました。 三浦市域を対象に自家用車で乗客を有償で運ぶ神奈川県版ライドシェアは、ことし4月から12月16日まで実証実験が行われています。 22日に開かれた神奈川県の検討会議では、12月17日から本格実施するための運行概要が取りまとめられ、タクシー協会や事業者、三浦市などと合意しました。 変更しない点は、●実施主体は三浦市●運行は三浦市内で毎日午後7時から午前1時まで●利用料金はタクシーと同額を「GO」アプリで事前決済します。 一方で変更点は、●ドライバーや運行を管理する協力事業者は実証実験の2社から京急三崎タクシーの1社のみ●車両の台数は4台程度少ない10台程度●ドライバー報酬はこれまでの利用金額の約5割の歩合制に加えてシフト手当として1シフト400円を上乗せする、ということです。 県によりますと、実証実験では11月10日までの208日間に、稼働車両が1日平均2.2台の計458台で、利用は1日平均3.7回の計767回、事故やトラブルはなかったということです。
tvkニュース(テレビ神奈川)