維新代表選、前神奈川県知事の松沢氏が出馬正式表明 大阪中心の政党から脱却目指す
日本維新の会の松沢成文・前神奈川県知事（６６）＝参院神奈川選挙区＝が１４日、国会内で記者会見を開き、党代表選（１７日告示、１２月１日投開票）への立候補を正式に表明した。「今、維新は指導力を失っている。代表選挙で党改革に向けて徹底した議論をやる」と述べ、大阪中心の政党からの脱却を目指すとした。 松沢氏は「大阪都構想はあくまでも大阪の大テーマ。残念ながら実現できていない中で、維新は何を目指す政党なのかが理解されていない」と指摘。党の新たな目標として皇居を東京から移転する「関西奠（てん）都」を提唱し、「文化の首都を関西、政治の首都を東京、と二つの首都を置く」と持論を展開した。首相公選制実現も公約として掲げた。
神奈川新聞社
