<鈴木浩介>西田敏行さんからのメッセージに涙 「追いかけて良かったと思える人柄」で「愛情深い人」だった 「徹子の部屋」で
俳優の鈴木浩介さんが、12月3日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。10月に76歳で亡くなった俳優の西田敏行さんとの思い出を語った。 【写真特集】鈴木浩介:出会いから3カ月のスピード婚 3歳になった我が子は「パパ大好き」期 「徹子の部屋」出演
西田さんに憧れ、大学を休学して西田さんのいる劇団青年座の研究生に。研究生を2年間務めたあと座員になることができた。その頃、西田さんはミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」の主演をしていた。帝劇の楽屋にあいさつに行ったところ、「おー! 今度新しく入った子だよね? 今からご飯食べるから一緒に行こう」と気さくに誘われたという。
帝国ホテルの下にあるすごい店に連れて行ってくれ、見たことのない皿に見たことのない肉が4枚ほどしか載っていない。びっくりするような値段だったという。「こんなもん食べたことない」と思いながら、いただいた。
用を足しに行くと、西田さんも来て、隣同士になった。その時に「浩介君、僕のことを憧れてこの世界に入ってきてくれてありがとう。すごくうれしいんだけど、これからは同じ舞台に立つ仲間だから。憧れじゃなくて仲間だからよろしくね」と声を掛けてくれた。「追っかけてきて良かったと思える人柄」で「愛情深い人だった」としのんだ。
2015年に自身が「徹子の部屋」に初出演した時に放送された西田さんのメッセージが改めて紹介されると、真剣に見入り、涙をこらえていたが、やがて眼鏡の下から頬に涙がつたった。