九電工、福岡市・天神の「ワンビル」に全部署を移転へ…南区の本社ビルは取り壊して再開発検討
九電工は1日、福岡市南区の本社ビルの全部署を、西日本鉄道が同市・天神で建設中の複合ビル「ワン・フクオカ・ビルディング」(ワンビル)に移転すると発表した。ワンビルが開業する2025年春の入居を目指す。老朽化している本社ビルは取り壊し、隣接する飯塚信用金庫の店舗とともに再開発を検討する。 【写真】報道陣に公開された「ワンビル」賃貸オフィスフロアの一部(5月21日午前、福岡市・天神で)
移転に向け、西鉄と賃貸借契約を結んだ。九電工がテナントとして入るのは、地上19階建てビルのうち13階と14階の一部(計約7000平方メートル)で、約900人が働く予定だ。当初は一部の機能を移す想定だったが、対象を拡大することにした。