オスプレイの安全性など不安視する声相次ぐ 日米共同訓練を前に地元住民へ説明会 大分
大分放送
7月28日から大分県の日出生台演習場などで始まる日米共同訓練を前に10日夜、地元住民に対する説明会が開かれました。 【写真を見る】オスプレイの安全性など不安視する声相次ぐ 日米共同訓練を前に地元住民へ説明会 大分 この説明会は玖珠町が九州防衛局などに要請して開いたもので、地元住民らおよそ20人が出席しました。 7月28日から日出生台演習場などで実施される日米共同訓練では海兵隊に加え、去年11月に鹿児島県沖で墜落した機体と同型のアメリカ空軍のオスプレイも参加することが発表されています。 10日夜の説明会では住民からオスプレイの安全性や、沖縄で発生した米兵の性的暴行事件について、不安視する声が上がりました。 (日出生台自治委員・衛藤和秋さん)「沖縄の少女が暴行された事件が発覚したんで、気をつけてもらわないと困る」 九州防衛局は「オスプレイの安全対策はできている。米兵には不要な外出を控えるよう周知を徹底する」としています。 また、訓練に反対する市民団体は11日、佐藤知事宛てに申し入れをしました。この中で、オスプレイの訓練中止や米軍の演習場外への外出禁止などを県が要請するよう求めています。 これに対し、県は「地域住民の不安解消と安全確保のために万全の措置を講じるよう国に求めていく」と回答しました。
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