「パリでのディナーがマクドナルド」「素っ裸で部屋の外」。旅で起きた“トホホ”な珍事件集
オーシャンズのメルマガ読者、男女500人を対象にしたアンケートを元に、「理想の旅」を探る特別企画。今回は、季節問わずに、これまで旅で経験した「失敗談」にフォーカスする。 ▶︎すべての写真を見る 誰にだって思い当たる節があるはず。自省とともに、楽しい旅に必要なことを改めて整理しておこう。
余裕を持って行動せよ!時間がなく、大失敗したエピソード
1つめは「時間」にまつわる失敗談。 「土産を買う際、レジが混んでいて指定席をとっていた新幹線に間に合わず……。結局、自由席で帰ることになった」(40代・神奈川県) これは思い当たる人も多いだろう。人でごった返す大型連休や夏休みなら、なおさら注意が必要だ。とはいえ、この程度ならダメージは少ない方。
時間のトラブルでやっかいなのは搭乗手続きに時間を要する飛行機だろう。 「移動時間を読み間違えてゆっくりしていたら、予定していた飛行機に乗れず、次の便のチケットを取った」(40代・東京都) 「空港へ向かうリムジンバスが、予想外の大雪でスリップしている車の事故の影響で大幅遅延。結果、出発3分前に到着し、空港内を人生イチ、猛スピードで走った」(40代・沖縄県)
トランジットを伴う長時間のフライトなら、さらに致命的。 「ドイツへのトランジットで降りたアムステルダム・スキポール空港で、ゲートチェンジに気づかず乗り遅れるハメに。結局、翌朝の便までエアコンが切られた極寒の空港ベンチで寝た」(60代・滋賀県) 楽しい旅の出鼻をくじかれることのないよう、くれぐれも注意したい。
事前準備をしていなかったために残念な結果に
2つめは「準備不足」が招いた失敗談。行き当たりばったりが面白いのは、バラエティの世界だけ。現実では十中八九、笑えない。 「寒い場所に行くのに、なぜが“現在地”での天候で着る服を判断してしまった。案の定、凍えるほど寒く、急きょ旅先でダウンを購入した」(20代・東京都) 「せっかくのパリ旅行で初日のディナーを予約していなかったために、まさかのマクドナルドのハンバーガーに終わった」(50代・愛知県) 「行った先で宿を確保すればいいかと油断していたら、旅行先のお祭りの開催時期と被ってしまい、ホテルや旅館がほとんど満室。宿の確保に苦労した」(20代・滋賀県) 衣・食・住をおろそかにすると、ロクなことにならない、という良い教材だ。また、時間のトラブルと同様、飛行機がらみの失敗は大きなダメージを伴う。 「海外旅行の際、機内で熟睡してしまい、出入国カードに記入しないまま到着。空港のスタッフに質問しながら書こうとしたものの、言葉が通じずひと苦労。入国に1時間以上かかった」(60代・長野県) なんてケースもあるので、旅行中は先のことを考えて行動するのがベターだ。