（写真：南日本新聞社）

　鹿児島県議会は２７日の議会運営委員会で、野党系会派の県民連合が提出した県警不祥事を巡る調査特別委員会（百条委員会）設置を求める決議案を、９月定例会最終日の１０月９日に採決すると決めた。質疑・討論の通告があった場合も同日に実施する。 鹿児島県議会 どうする百条委設置　県警不祥事調査は7時間に及んだが…「当事者」不在、疑念払拭できず　一部自民県議は「議会の任務は真相究明ではない」

　９月２５日の議運委では、松里保広議長が２７日の採決を提案。しかし、同日朝の議運委で県民連合の福司山宣介会長が正式に最終日の採決を求めた。最大会派の自民党県議団も同意した。 　公明党が出した、地方自治法１００条に基づく調査権のない特別委員会設置の動議も最終日採決となる。