警視総監が歌舞伎町巡視 年末年始の特別警戒
警視庁の小島裕史警視総監は22日、恒例の年末年始特別警戒のため、忘年会シーズンを迎えて会社員や若者らでにぎわう東京・新宿の歌舞伎町を巡視した。新型コロナウイルス感染症の5類移行後初の年末年始で、繁華街では多くの人出が予想される。警視庁は来年1月3日まで特別警戒本部を置き、延べ約20万9千人を動員して警戒する。 小島警視総監は午後5時ごろ、新宿署歌舞伎町交番を訪問。防犯ボランティアや警察官ら計約100人と共に、飲食店や風俗店が並ぶ繁華街を見て回った。行き場のない若者らが集まるとされる「トー横」と呼ばれる一角の様子も確認した。