イケメン俳優チョ・インソン、剃刀片手に静かな狂気! 『密輸 1970』本編映像解禁
韓国の海洋クライム・アクション映画『密輸 1970』(7月12日公開)より、チョ・インソン演じる密輸王が静かな狂気を見せる本編映像が解禁された。 【動画】チョ・インソン、静かな狂気みせる! 初登場シーン映像 本作は、『モガディシュ 脱出までの14日間』のリュ・スンワン監督が、衝撃の事実から着想を得て作り上げた海洋クライム・アクション。23年の「第44回青龍映画賞」で最優秀作品賞を含む4冠に輝き、韓国で500万人以上を動員、年間興収ランキング3位の大ヒットを記録した。 W主演を務めるのはキム・ヘス、ヨム・ジョンアというふたりのスター俳優。さらにチョ・インソン、パク・ジョンミン、キム・ジョンス、注目の若手コ・ミンシほか、新旧の実力派俳優が勢ぞろいする。 今回、イケメン俳優チョ・インソンが剃刀片手に静かな狂気をみせる初登場シーンが解禁された。キム・ヘス演じるチュンジャが海女を辞め、持ち前のハングリーさで密輸品の洋服を売りさばき儲けていた矢先、縄張り荒らしと見なされ、捕まってしまう。そこに登場したのが、チョ・インソン演じる裏社会の密輸王、クォン軍曹だ。 クォンは不敵な笑みを浮かべ、チュンジャに近づき、タバコをくわえさせ、火をつけさせた後、「俺を知ってるな?」と一言。「北から来たスパイもクォン軍曹…クォン社長を知ってます」「1対1で対面したらどうなるかも?」「死ぬか、体が不自由になるか…でなければ仲間になる?」と震える声で答えるチュンジャに対し、クォンは終始冷静。そして「ピンハネして楽に稼いだもんだな。1800万ウォン払えば見逃してやろう」とビジネスマンのように提案する。 しかし、「お兄さん1800万ってどういうこと?」とついチュンジャが反論すると、財布にいれていた剃刀の刃をさっと取り出し、チュンジャの頭を躊躇なく切りつける。額から頬へタラタラと流れる血を拭きながら、「俺に話に口を挟むな。それとそっちが姉さんだ」と一蹴。軽い口調ながら、裏社会を牛耳る曲者ぶりを一発でみせる場面だ。 韓国大ヒットドラマ『バリでの出来事』『大丈夫、愛だ』や、昨年話題となった『ムービング』などで様々なキャラクターを演じ、最近では人気バラエティ『見習い社長の営業日誌』シリーズでの飾らない姿が好評を博したチョ・インソン。今年5月に東京で開催されたファンミーティングチケットが完売し、7月に大阪での追加公演も決定するなど、常にファンを魅了している。 そんな彼がリュ・スンワン監督作品へ参加するのは、エリート外交官を演じた『モガディシュ 脱出までの14日間』に続き2度目だが、本国での制作会見で監督から直接電話で出演オファーがあったことを明かし、「(監督は)家も近くご近所さんでもあるのでたまに遊びに行ったり、お兄さんのようであり、今は映画仲間(同志)になったような感じもします」と熱い信頼関係を披露する。リュ・スンワン監督がこだわった「(『モガディシュ~』とは)異なるチョ・インソンの魅力」が炸裂する悪のカリスマ感に注目だ。 映画『密輸 1970』は、7月12日より全国公開。