巨人・大勢が故郷のトークショーで少年時代懐かしむ 坂本勇人の言葉を帽子裏に 昨季終了時の舞台裏での〝秘話〟も
巨人・大勢投手（25）が4日、故郷の兵庫・多可町（たかちょう）で開催されたトークショーに参加した。同県の小野市出身で元フジテレビアナウンサーの田中大貴アナウンサー（44）をＭＣに、多可町在住の545人を前に地元トークなどで盛り上がり、チームメートの坂本勇人内野手（36）へのリスペクトを語って盛り上げる場面があった。 【写真】36歳誕生日にハワイの隠れ名所を満喫。肩を組む巨人・坂本と湯浅 大勢が大事にしている言葉の一つ「楽しく」にまつわる小学生時代のエピソード。大勢少年が両親に連れられ、東京ドームで巨人戦を観戦した際、球場外の一角に選手たちの抱負が書かれていたという。「坂本勇人さんのところに『楽しく』と書いてあったんです。僕は家に帰って、自分の少年野球の帽子に『楽しく』と書きました。今、その選手と一緒のチームって考えると感慨深いです」と明かした。 田中アナから「その話は坂本選手にしたんですか」と振られると、「してないです。まだ若手なので、恐れ多いです（笑）」と直接伝えたことはないという。13歳上の坂本について「僕が物心がついたときから試合に出ていますし、あれだけすごい選手。もっとプライドが高いというか、傲慢なのかと思っていたんですけど、めっちゃくちゃ優しくて。後輩のことも気にかけてくださる」と語り、昨季終了時の舞台裏秘話を披露。「シーズンの最後、投手のロッカーに来て『俺ら野手が打てなかったから負けてごめんな』と。気配りができて、優しい方だなと思いました。あと、男前やなぁって」と熱弁。さらに「おしゃれだし、ええにおいするし」と続け、笑いを誘っていた。（谷川直之）
