バイエルン、今夏に今季大ブレイクを果たしたFWギラシを獲得か
懸念点はギラシの要求する高額な年俸か
独『Sport Bild』のクリティアン・ファルク記者によると、バイエルン・ミュンヘンは今夏にシュツットガルトに所属するFWセール・ギラシにオファーすることを決断したという。ギラシの現在の契約解除金は2000 万ユーロと比較的安価であり、バイエルンはこのチャンスを逃したくないと考えているようだ。 現在27歳のギラシは、ケルンやレンヌなどでのプレイを経て、昨季からシュツットガルトに加入。完全移籍に移行した今季は開幕からゴールを量産し、現在ブンデスリーガの得点ランキング2位の17ゴールを挙げているなど、大ブレイクを果たしている。 そんなギラシだが、シュツットガルトとの契約は2026年夏までとなっており、移籍金も比較的安価であるため、多くのビッグクラブが今夏の移籍市場で獲得を試みている。しかし、比較的安価な移籍金とは対照的に、ギラシが要求する年俸は高く、既にACミランは獲得から撤退したようだ。 同メディアによるとシュツットガルトは、バイエルンがギラシに対して獲得オファーを出すことを既に承知しているが、問題はギラシ自身が、現在ブンデスリーガ得点ランキング1位のハリー・ケインがいるバイエルンに移籍する意思があるかどうかだという。 仮にギラシの移籍が実現すればリーグ屈指のFW陣となるバイエルンだが、果たして移籍は実現するのだろうか。今後に注目していきたい。
構成/ザ・ワールド編集部