子守ロボが「まだいるよ」とお知らせ 日産と赤ちゃん本舗が乳児置き去り事故防止ロボットを開発
「マダ、イルヨ」―。日産自動車は4日、乳児の置き去り事故防止機能を備えた子守り支援ロボット「インテリジェント・パペット イルヨ」のコンセプトモデルを初披露した。2024年1月に赤ちゃん本舗と共同開発し、今回、置き去り事故防止機能を加えた。商品化は未定だが、啓発イベントなどで活用していく考えだ。 もともとドライブ中の乳児をあやすために両社で開発したという。チャイルドシート横に設置するイルヨと、運転席側のドリンクホルダーに設置する音声認識機能を持つ「ベビーイルヨ」で構成する。 親がベビーイルヨに向かって「いないいないばあ」「こっちだよ」などと話しかけると作動する。 置き去り事故防止機能「マダイルヨ」は、ロボットの表情認識カメラで置き去りを検知し、ロボットと保護者が3メートル離れるとスマートフォンに通知が届く。