けん玉世界記録を達成し喜ぶ三山ひろし（手前中央）ら（撮影・西岡正）

　「第７５回ＮＨＫ紅白歌合戦」（３１日、ＮＨＫホール） 　三山ひろし（４４）がリベンジを成功させた。 　昨年失敗に終わった紅白恒例のけん玉チャンレンジに再挑戦。昨年失敗してしまった１６番の挑戦者も８番で再登板した。 　ＴＯＭＯＲＲＯＷ　Ｘ　ＴＯＧＥＴＨＥＲのＴＡＥＨＹＵＮ、Ｄａ－ｉＣＥの花村想太、ＭＥ：ＩのＲＡＮ、新浜レオンの初出場組４人を含む１２８人が連続で大皿に乗せ、最後のパフォーマーとなった三山が派手なガッツポーズとドヤ顔を決めた。 　全員で「エイ！エイ！オー！」と勝ち鬨をあげ、喜びを分かち合った三山は、囲み取材で「最高の年明けが迎えられるんじゃないかと思います」と破顔。今年は客席の間に設けたステージで歌唱しただけに「やっぱ皆さんの盛り上がりがもうダイレクトに、３６０度からこう伝わってくるわけですよ。その緊張感たるやすごいものがありました」と振り返った。 　けん玉は「第７５回紅白歌合戦」と文字を入れて、全員にプレゼントしたものだという。昨年悔しい思いをした８番の挑戦者について聞かれると「今回はうまくカバーして、きっと泣いて喜んでるんじゃないかなと思う。一緒に昨日、決起集会をちょっとやって、いろんな話をして、明日は是非（記録を）作りましょうねっていう話をしたんですけども、一緒に写真撮って気合を入れました」と秘話を明かした。