大洲「部員の活動、市にとって励み」 センバツ21世紀枠推薦プレゼン
第96回選抜高校野球大会の出場校を決める選考委員会は26日朝に始まり、21世紀枠候補9校の推薦理由説明会が行われた。大洲(四国・愛媛)の推薦理由は以下の通り。 ◇大洲 松浦彰浩・愛媛県高野連理事長は大洲について、「120年以上の歴史を持つ伝統校で、青色発光ダイオードの開発でノーベル物理学賞を受賞した中村修二さんなど、あまたの卒業生を輩出してきた」と紹介。「野球と勉学を両立するため、(日々の)練習は2時間程度。時間を区切り、自分たちでメニューを考えている」と話した。 また、野球部員の校外の活動についても説明。「生徒が海岸でのゴミの収集活動を自発的に始めた。大洲市との協力体制があり、市民に広く認知されている。過疎に苦しむ大洲市にとって、大きな励みになっている」とアピールした。 21世紀枠2校を含む出場32校は26日午後に発表される。【深野麟之介】