【ライブレポート】THE ALFEEデビュー50周年コンサートを開催!ファン1万人へ名入り感謝状を贈呈
■「良い時も悪い時も3人でいた事が僕らの誇り」(THE ALFEE高見沢俊彦) THE ALFEEがデビュー50周年の記念日となる8月25日に東京・有明アリーナにて『THE ALFEE 50th Anniversary Premium Members セレモニー&スペシャルコンサート』を開催。会場を埋め尽くしたファン1万人とともに50周年を祝った。 【画像】THE ALFEEデビュー50周年コンサートライブ写真 学生時代やデビュー当時に3人でよくカバーした、サイモン&ガーファンクルの「The Boxer」、ビージーズ「メロディ・フェア」などアルフィーのルーツとも言える洋楽の名曲を聴かせてライブは幕を開けた。中盤には総勢31名からなるTHE ALFEE Premium Orchestraとともに、ヒット曲「星空のディスタンス」、デビュー曲「夏しぐれ」を含む5曲を壮大なクラシックバージョンで披露。 50周年を祝うセレモニーでは、「74年にデビューして本日50周年という節目の時を迎えることが出来ました。まさに長年に渡る皆さんのサポートの賜物です」と観客全員に配られた感謝状を桜井が読み上げた。 この感謝状は来場した一人ひとりの名前入りで、メンバーの直筆サインが添えられていることが告げられると、あまりの驚きに会場からはどよめきが起こった。 さらに坂崎が「デビュー日ということは誕生日。誕生日といえばケーキでしょう」と、お祝いのケーキとシャンパンが壇上に。3人は観客と一緒に「ハッピーバースデー」を合唱して祝福した。 「良い時も悪い時も3人でいた事が僕らの誇りです。これからどのくらいの時間があるかわかりませんが、続けられるだけここに立っていようと思います。まだまだアルフィーの旅は終わりません。10月から秋のツアーが始まります。それぞれの街でまたお会いしましょう。50年経ちましたが歳はとりましたが、まだまだ僕らは元気です。ここまできたらやり通さないと、未来は僕らとみんなを待っています」(高見沢) シングル「友よ人生を語る前に」「まだ見ぬ君への愛の詩」を含む全15曲、およそ2時間半に及ぶ50周年のセレモニーとライブの幕を閉じた。 ■THE ALFEEプロフィール 1973年、明治学院大学キャンパスにて出会い、グループを結成。翌1974年8月25日シングル「夏しぐれ」でデビュー。1983年、デビュー9年目にしてシングル「メリーアン」が大ヒット。以降、現在に至るまで日本の音楽シーンを代表するバンドとして活躍している。2014年3月、3人揃って明治学院大学を名誉卒業。2017年、第59回日本レコード大賞企画賞を「The KanLeKeeZ」名義で受賞。 また、1987年から2018年まで関西テレビ『大阪国際女子マラソン』のテーマソングを31曲担当したことを「同一国際スポーツ大会のテレビ放送における同一アーティストによる最多テーマソング数」として、2018年12月24日にギネス世界記録(R)に認定された。 一方、コンサートツアー・イベントと精力的な活動を続けており、海外公演は1998年にニューヨーク、翌1999年にはベルリンにて成功をおさめている。1986年の夏の野外イベント、東京湾13号埋立地における「TOKYO BAY-AREA」では日本アーティストとして初の一夜で10万人を動員。2024年7月に発売された73枚目のシングル「KO.DA.MA. / ロマンスが舞い降りて来た夜」は、チャート誌に58作品連続ベスト10入りを果たしている。コンサート通算本数は、8月25日時点で2,920本を達成。 リリース情報 2024.07.24 ON SALE SINGLE「KO. DA. MA. / ロマンスが舞い降りて来た夜」 2024.08.14 ON SALE ALBUM『THE ALFEE トリビュート・アルバム「五十年祭」』 <収録曲>※アーティスト50音順 打首獄門同好会 / メリーアン 氣志團 / 風曜日、君をつれて 坂本冬美 / COMPLEX BLUE -愛だけ哀しすぎて- スチャダラパー / 木枯しに抱かれて… SEX MACHINEGUNS / 鋼鉄の巨人 TUBE / 星空のディスタンス Chilli Beans. / シンデレラは眠れない 東京03 / My Truth 怒髪天 / さすらい酒 西川貴教 / 恋人達のペイヴメント 宮野真守 / サファイアの瞳
THE FIRST TIMES編集部