東京に住んで2年近く、柏木悠が思う“東京”の街とは
メインダンサー&バックボーカルグループ・超特急の最年少メンバーで、俳優としても活躍中の柏木悠。「月刊ザテレビジョン」で連載中の「はる。のれんさい」3回目は、行きたいと言っていた“東京スカイツリー”へ。行きたいと言っていたのに、怯える悠くん。その真相は…。そして、東京に来て2年近くが経った悠くんに、改めて“東京”の街についてもお話を聞きました。 【写真】天望デッキのガラス床で撮影中。他、東京スカイツリーを楽しむ様子など全29枚 ■どこまでも街並みが続いていて、東京って本当に広いと思いました ――一度は上ってみたかったという東京スカイツリーに来ましたが、いかがでしたか? 高いのは分かっていたけど、いざ上ってみると想像よりもめちゃくちゃ高くて驚きました。想像を超えていたというか…。あんなに高いところは初めてでビビってしまいました(笑)。 ――高さ450mの天望回廊に到着したときは笑顔が消えていましたね(笑)。 高過ぎですよ。エレベーター降りたら窓ガラスから建物など景色が見えるのですが、それが豆粒くらいの大きさ。どんだけ高いところにいるんだって考え始めたら自然と肩が上がっていき、歩幅も小さくなってしまいました。中でもフロア340にあったガラス床は迫力満点。割れないと分かっていながらも、足はすくんじゃいましたから。あそこを平気な顔して歩いている人すごすぎます(笑)。 ――東京を一望していかがでしたか? どこまでも街並みが続いていて、東京って本当に広いと思いました。どれだけの人が住んでいるんだろう…。この(人や家や建物が)詰まっている感じはこういうところでしか感じられないので、いい経験になったと思います。 ――また訪れたいですか? う~ん…。でも両親を連れてきたいと思っています。実は上京するときに親と一緒にスカイツリーが見える場所でご飯を食べて、一緒にスカイツリーを見上げた思い出があるんです。なので親を連れて驚かせたいなと…。でもお母さんは僕に似ていて怖がりだから、ガラスの床は歩けないと思う。そんな姿を見たいですね。 ■旅行は行きたいと思った場所を訪れて、あとは行き当たりばったり ――東京に来て2年近く経ちましたが、改めて東京はどのような街だと感じていますか? いろんな人の人生が乗っかっている街だと思います。特に春は、入学や入社といった理由で新生活を始める人が多く、そういう人の夢もたくさん詰まっている。そのキラキラした感じが東京だなと思います。僕は2年目ですが、今後もお世話になっていく街だと思っています。いい感じで“東京くん”と仲良くして、今まで以上に楽しいことが詰まっている街だと感じられるように過ごせるといいなと思います。 ――ライブツアーで全国に行くことが多いですが、訪れる街によって雰囲気は違いますか? 違うと思うのですが仕事で訪れるときは仕事に集中していて、それを感じる余裕がないことの方が多いかも…。本当は史跡を巡ったり、その土地の美味しいものを食べたりしたいのですが、なかなか時間がなくて。いつかは仕事で訪れたところにプライベートで行き、その街らしさを感じたいです。 ――ちなみに旅行では事前に調べたりしてスケジュールを建てて行動するタイプですか? まったく(笑)。とりあえず行きたいと思った場所には訪れて、あとは行き当たりばったりかな。だってお腹空いているのか、歩き回る元気があるのかなどは、そのときになってみないと分からないですから。その土地の空気感を楽しみながら旅行をしたいです。 ――行ってみたい場所とかありますか? 特にここという地域はないですが、僕、プライベートでは九州以外はほとんど行ったことがないんです。だからどこでもいいから行ってみたい。メンバーと一緒に行った江ノ島も食べ歩きができて楽しそうだったし、東京から近い観光地の軽井沢とか熱海も楽しめる場所が多そうなので足を運んでみたいです。とりあえずスケジュールのことを考えて、日帰りから始めようかな? いい思い出をたくさん作りたいです。 ――ライブツアー中でかなり忙しいと思いますが、プライベートではどのようにリフレッシュしているのですか? ゲームです。やりたいと思ったら絶対やっています。次の日が休みなら睡眠時間なんて削ってなんぼ、と思っていますから(笑)。もちろん次の日の朝はキツくて後悔することもありますが、僕はやらないことがストレスなので。ちなみにバトル系を楽しんでいるのですが、勝敗はあまり気にしていないです。負けて悔しいという気持ちもありますが、その場が楽しかった方が勝ちと思えるタイプなので。僕にとってゲームは欠かせないものです。 ■撮影=諸井純二/取材・文=玉置晴子/スタイリスト=東正晃/ヘア&メーク=Mashino/撮影協力=東京スカイツリー/衣装協力=Oyire_、SOL