週休2.5日制試行 来年1月から 多様な働き方実現 福島県三春町
福島県三春町は来年、職員の週休2.5日制を試行する。働き方改革の一環で、多様な働き方の実現を目指す。町や県によると週休2.5日制の導入は県内では初めて。 1週間の勤務時間は減らさず、早出勤務や残業などで長く働いた分を休みに充てる。1日の勤務時間は7時間45分が基本だが、例えば週5日のうち4日間、早出や残業などで1時間ずつ長く働けば1日は半日の休みが可能になる。 対象は管理職を含む一般職員。試行期間は来年1月から9月まで。効果や課題を検証した上で10月から本格的に導入するかどうかを決める。週休3日制やフレックスタイム制度の導入なども検討する。 町総務課は「業務の効率化を進め、職員のワークライフバランスを充実させる。部活動の指導やボランティアなど社会貢献活動も推進したい」としている。