【MLB】 ドジャースがDバックスとの天王山初戦を制す 大谷は史上初「43-43」に到達
【ドジャース10ー9ダイヤモンドバックス】@チェース・フィールド
日本時間8月31日、今日から始まったドジャースとダイヤモンドバックスの西地区首位攻防4連戦の初戦は、ドジャースに軍配が上がった。5対5の同点で迎えた6回、二死3塁のチャンスからドジャースはワイルドピッチで勝ち越し。さらにウィル・スミスと大谷翔平が本塁打で貴重な追加点をもたらした。ドジャースの大谷翔平は4打数2安打1本塁打1盗塁の活躍を見せ、史上初の「43本塁打43盗塁」に到達している。 【動画】ドジャース・大谷の43号本塁打 ドジャースは初回、二塁打で出塁した大谷翔平を3番フレディー・フリーマンが18号2ランで還し、2点を先制。ダイヤモンドバックスはすぐさま4番ジョシュ・ベルのタイムリーなどで2点を返すが、ドジャースは9番ミゲル・ロハスのタイムリーと内野ゴロ、犠牲フライの間に3点を勝ち越した。2回、ダイヤモンドバックスも負けじと7番コービン・キャロルが18号ソロで応戦。すると、ここでドジャース先発のクレイトン・カーショウが、左足親指の怪我を訴えて降板してしまう。 ドジャースはリリーフしたジョー・ケリーが3回にボークとタイムリーで同点に追いつかれたが、それ以降のブルペン陣が健闘。平均得点メジャー1位のダイヤモンドバックス打線の反撃から逃げ切った。6回、二死3塁で迎えた大谷の打席で、ダイヤモンドバックスの3番手ジョー・マンティプライが暴投で勝ち越し点を献上。さらにドジャースは、7回に6番ウィル・スミスが17号3ラン、8回に大谷が43号ソロを放って、ダイヤモンドバックスを突き放した。 ドジャースは後半戦勝率.730と破竹の勢いで迫っていたダイヤモンドバックスに10対9で勝利。特に相手エースのザック・ギャレンが先発した試合を取ったこと、さらに不振に喘いでいたフリーマンに3週間ぶりの本塁打が飛び出したことは大きかった。今日の勝利によって、ドジャースとダイヤモンドバックスの差は5ゲーム差に広がった。 ドジャースの大谷翔平は「1番・DH」でスタメン出場し、4打数2安打1本塁打1盗塁という内容。大谷は今日で「43本塁打43盗塁」に到達し、これはメジャー初の快挙となった。大谷のシーズン成績は打率.294、OPS.999となっている。