「撮影依頼する時」「インスタ写真を撮る時」「ECで写真を選ぶ時」~写真のキホンが学べる6冊!
┌────────── Instagramのショッピング機能を使うと、1枚の画像で複数商品にタグ付けでき、それぞれ「ショッピングページの詳細」にリンクがはれます。例えば、モデルさんが持っているバッグ、着ているワンピース、身に付けているスカーフ、それぞれにリンクをはることができるのです。これはInstagramならではの、クロスセルに繋げられるとても嬉しい機能です。 このような機能説明を含め、Instagramの運用について6ページにわたって解説しているので、Instagramを使いこなしたい初心者の方に読んでほしいですね(黒葛原さん) └──────────
■ [6冊目] 『スマホでOK! 売上がグンとアップする写真の全ノウハウ』(石田 紀彦:著玄光社:刊)
著者である石田さんは、日本大学芸術学部写真学科卒業後プロカメラマンとなった後、MBA(経営学修士)を取得。さらに、中小企業診断士の資格を取っており、ビジネス視点をもったカメラマンとして活躍している方だ。2021年に日本政策金融公庫のWebサイトに公開された、石田さん監修のPDF資料「写真の撮り方ガイド 飲食店編」も好評だ。
┌────────── 本書では、複数の食品の作例を並べて、どれが美味しそうに見えるかというアンケート結果を載せて解説し、どう撮ればよいのかを紹介しています。 マーケティング視点で、売上の構成要素のうちボトルネックがどこにあるのかを分析し、それを写真で補うという取り組みを数字とともに紹介している、とても興味深い本です。まずは、PDF資料を見てみて、さらに知りたい方は本書を読んでみるとよいと思います(黒葛原さん) └──────────
書籍以外の情報源
書籍以外の情報源について聞いてみると、X(旧Twitter)、Instagramを見ているという。 ┌────────── Instagramは、特定の誰か、何かを見るというよりも、写真の撮り方のトレンドをつかみたくて見ているので、企業アカウント、一般の方のアカウント、広告も含めてよく見ています。例えば、アパレル系の投稿では、シャツやジャケットの肩を落として配置する撮り方が流行っていることがわかります。オーバーサイズが流行っているのでルーズな雰囲気を出すためかもしれません。おもしろいもの、新しいなと思うものへのアンテナは常に張っていますね。 なかでも見たことのない構図や撮り方など、気になった写真を見つけた時にはすべて保存してストックするようにしています(黒葛原さん) └────────── また、注目されている方も紹介してくれた。