「撮影依頼する時」「インスタ写真を撮る時」「ECで写真を選ぶ時」~写真のキホンが学べる6冊!
2冊目は、さまざまな企業のホームページ、Instagram、商品パッケージなどの事例をまとめた、カタログのような書籍だ。その企業が世界観をどう統一しているかがわかる。フード&ドリンク、ビューティ&リビング、サービス&ファシリティの3つの業種に分けて掲載されているので、自社の業種に合わせて参考にしてほしい。
┌────────── 参考デザインを探すために、手元にあるとよい本だと思います。例えば、写真のイメージは言語化が難しいですが、この本から撮りたいイメージや雰囲気を掴んで、本書を示しながら話せば、カメラマンに伝わりやすいと思います。 広告クリエイティブのタイトルや文章を作る時は、ターゲットやコンセプト、課題解決などを決めてから作りますよね。写真も、誰にどうなって欲しいのか、どんな課題を解決するのかという視点から選ばないと売上につながりません。そうした視点を踏まえた上で自社のブランドコンセプトのイメージを伝えるのに、本書は役立つはずです(黒葛原さん) └──────────
Instagramの写真は、インスタグラマーから学ぼう
マーケティングにおいて避けては通れなくなっているのがInstagram。Instagramで活躍するインスタグラマーから写真を学べる本が次の2冊だ。 ■ [3冊目] 『憧れのインスタグラマー20名に学ぶ 美しい写真術』(fuka_09 他:著 インプレス:刊)
本書には、20名の人気インスタグラマーがピックアップされていて、見開きでその方の写真や思いなどが紹介されている。
┌────────── この本では、フォロワーの多い人気インスタグラマーの写真撮影のやり方、使っているグッズやガジェット、レタッチ補正のビフォー・アフター、Instagramでのハッシュタグの使い方までもが掲載されています。QAもあって、季節のカラーやテーマの選定、小物の調達方法など、さまざまな角度からの情報があるので参考になります。 人によって機材や撮影方法も違いますし、スマホだけで運用している方もいます。自分の撮りたい世界観のインスタグラマーを見つけると、とても良いヒントが得られると思います(黒葛原さん) └────────── ■ [4冊目] 『Instagramあたらしい商品写真のレシピ』(6151 他:著 玄光社:刊)