<葬送のフリーレン>フリーレンの意外すぎる欠点が明らかに! 試験合格に向けて集結する魔法使いたち
「週刊少年サンデー」(小学館)にて連載中の同名コミックをアニメ化した「葬送のフリーレン」(毎週金曜夜11:00-11:30、日本テレビ系/ABEMA・ディズニープラス・Huluほかにて配信)の第25話「致命的な隙」が3月1日に放送された。一級魔法使い試験で複製体フリーレン打倒に向けて作戦を立てるフリーレンたち一行。そんな彼女たちの元に受験者たちが集い始める。(以下、ネタバレを含みます) 【写真】Xでも興奮の声が絶えなかった、フリーレンVS複製体フリーレンの戦闘シーン ■フリーレンの意外な欠点が明らかに! 複製体フリーレンに行く手を阻まれるフリーレン(CV.種崎敦美)たち。そんな彼女たちの元に二次試験受験者が次々に合流する。各々に持てる情報を開示する魔法使いたち。その結果、彼らは複製体が“心の働きを精密に模倣している”ことを知る。これに対しフェルンは、複製体フリーレン打倒に向けたある作戦を提案する。その作戦は、フリーレンが持つ“致命的な隙”を突くというものだった。 フリーレンには魔法を使う瞬間、ほんの一瞬だけ魔力探知が途切れる癖があった。この癖は見習い魔法使いによく見られるものだったが、フリーレンは高位の魔法使いでありながら克服できないまま現在に至っていた。この隙を突けば複製体フリーレンを打倒できると考えたフリーレンたちは作戦実行のために行動を開始する。 複製体フリーレンが待つ部屋に入ると、フリーレンは猛攻を開始する。これに対して複製体フリーレンは全神経をフリーレンに向ける。そこに生じた複製体フリーレンの“致命的な隙”を利用し、フェルン(CV.市ノ瀬加那)は魔法攻撃に向けた準備を開始する。好期を見て複製体フリーレンに向けて全力のゾルトラークを放つフェルン。彼女の放った一筋の光は複製体フリーレンを確実に捉えた。 ■フリーレンが見せる微笑み、その真意は? 複製体フリーレンと戦いながら、フリーレンはエルフの大魔法使いであるゼーリエ(CV.伊瀬茉莉也)とのありし日の会話を回想していた。師匠であるフランメ(CV.田中敦子)が亡き人となってすぐ、その師匠であるゼーリエの元を訪れたフリーレン。彼女はフランメが死んだことをゼーリエに伝え、残された遺言状を渡した。 その遺言状にはフランメの働きかけによって統一帝国が魔法研究に乗り出したことが書かれていた。人間であるフランメが短い人生でなし得た功績の大きさにゼーリエは驚く。今後、魔法が人間にとって身近なものになることを悟ったゼーリエは、“人間がエルフを追い抜く日”が近々訪れるであろうことをフリーレンに語る。これに対しフリーレンは「楽しみだね」と答えた。 試験でフェルンが放ったゾルトラークが複製フリーレンを捉えた瞬間、フリーレンは微笑みを見せた。あの瞬間、フリーレンは“人間がエルフを追い抜く日”がすぐそこまで迫っているのを感じたのだろう。今後さらなる成長を見せるであろうフェルンと、それを見守るフリーレン。ふたりの関係性に注目しながら本作を引き続き視聴していきたい。 ■大迫力の戦闘シーンに「作画えぐぅぅぅ!?!?」と称賛の声 本エピソードにおいても多くの感想がXに寄せらた。なかでも投稿が目立ったのは複製フリーレンとフリーレンによる対決の瞬間だ。両者一歩も譲らぬ激闘を描いた大迫力の映像に対し「バトルカッケェ~!!!」「作画えぐぅぅぅ!?!?」「本当にアニメ化して良かったと思うしかない戦闘シーンだ……」といった投稿が多数。その結果、今週も「フリーレン」というワードはトレンド入りを果たした。 はたしてフェルンの一撃は複製体フリーレンを仕留めることができたのだろうか? 次週の放送が待ち遠しい。 ※種崎敦美の崎は、正しくは「たつさき」 ◆文=はるのおと